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・いろいろな見地から生徒に通信制高校への入学を薦められると思います。
受け入れる側としまして、通信制に向いている生徒と、向いていない生徒がいるように思います。

経済的な理由から一生懸命にアルバイトをし、親を助けながら真面目に学校生活を送る生徒がいます。特技を生かしパソコンソフトの開発に優れているような生徒もいます。健康上の理由から通信制を選び、真面目に学力を伸ばす生徒もいます。このような生徒は通信制高校のシステムが合っていて喜んで卒業します。しかし、生活規律が守れず学業の続かない生徒もいます。全日制に比べて通信制は学校の生活指導方針が緩やかということは決してありませんので途中で辞めるケースもあります。

・「通信制は自学自習が基本ですよ、自分で何でもしなければなりませんよ」と教師が言うと、「うちの子はなんでも親がかりなのでできるでしょうか」と親御さんは心配します。
科目の選択、レポートの提出、スクーリング出席など学校の指示に従い、自律的にしなければなりません。親御さんは心配かと思いますが、生徒自身はは自律的に物事をすることに喜びを感じて卒業時には「自分で責任を持ってすることに喜びや楽しみを感じるようになりました」と感想文を書く生徒もいます。

追伸

通信制といえば、不登校生とか、低学力生徒とか、全日制高校の落ちこぼれの受け皿の役割を担う学校として受け止められている場合が多いのが現実です。しかし、今は全日制と通信制は上下ではなく、並列的に選択を考えるようになってきています。
通信制の利点は、生徒の方が体感的によく理解しており、学力の高い生徒が来るようになっています。ITの発達、グローバル化、集団主義ではなく個人主義の普及、等々の要因により通信制という新しいスクールモデルが時代にマッチしているように思われます。

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