お坊さんの修行ってどんな感じ?それを体験する研修です。
 研修といいましても、実際に修行道場(高野山大学 加行道場 大菩提院)で宿泊しながら修行生活を実践します。
 また、1年次では修行の中心として四度加行の前行でもある「理趣経加行」を実施いたします。

 3年次は理趣経加行の次のステップである「護身法加行」を実施いたします。
 *3年次の研修を修了しますと、高野山大学での初心加行(理趣経加行・護身法加行)が免除されます。

修行の内容

起床 4時
 理趣経加行は通称礼拝加行(らいはいけぎょう)ともいわれ、行法ごとに108回礼拝致します。これを1日に三度行いますからとても大変です。
 また、真言宗の僧侶が最も勤行で唱える理趣経を唱える資格を得るために、観音経というお経を徹底的に唱えます。
 朝・夕のお勤めはもちろんのこと、食事にいたってもきちんと作法をしていただきます。
 僧侶の修行の基本は掃除です。掃除には出来る限り時間をかけます。
そのような修行を3泊4日行います。

事前に学校で伝授を受けます。

この道場で礼拝を108回行います。

全員で「観音経」を一心にお唱え致します。

下座行(掃除)は修行の基本です。

食事作法中!

僧堂研修について