通称 寺生(てらせい)

お寺から通学!?といいますのは・・・
 高野山高校宗教科へ通学するには寄宿舎もしくは高野山内の寺院からの通学の2通りが主流となってます。
(自宅が高野山から近隣であれば通学する場合もあります。)

 高野山内の寺院のほとんどが宿坊運営を致しておりますが、その宿泊者のお世話・準備・掃除などをさせていただきながら学校へ通うわけです。つまり世間の高校生のような自分の時間はほとんどありません。楽を求める世の中、世間からかけ離れたお寺での生活は、並大抵の事ではありません。そんな生活を実践しているすばらしい生徒達の1日(例)を紹介いたします。

     1日のスケジュール(例)

5:00   起床  朝のお勤めの準備
          (仏様へのご飯のお供え・お寺の門・扉を開けるなど)
5:30   宿坊宿泊者の布団の整理片付け。
       (宿泊者が100名を越える場合も珍しくありません。)
6:00   お勤め(朝勤行)その間、朝食の準備
7:00   朝食の給仕
7:30   宿泊者のお見送り・朝食の後片付け
8:00   登校

         〜学校〜

16:00  下校  
       客室の準備・宿泊者のお出迎え
17:30  夕食準備
18:00  夕食の給仕
19:00  夕食の片付け(布団敷き)
21:00  自由時間  (・・・といいましても全くの自由ではありません。
                事務所での待機・電話当番などもあります。)
       ・・・就寝


※あくまでも生活の一例であってお寺によって時間・内容は種々様々です。また一年中上記とは限りません。宿泊者がない場合もあります。参考までとご理解下さい。
※宗教科では新入生に対して寺院へのご紹介は致しておりません。